使えると思われる雑学

昨日の続きです。

前置きはいらないと思われている方もいらっしゃると思いますので、さっそく。


気温30度と水温30度の感じ方の違い

気温30度だと非常に暑く感じますが、水温30度は温いです。同じ30℃なのになんで感じ方が違うのかというと熱伝導が起こるからです。

例えば冷たいステンレスを触るとひんやりと冷たいですが、そのまま同じ個所を触り続けると、だんだん温くなって冷たさを感じなくなります。これは熱伝導で触れている皮膚の温度が下がったためです。

そこで気温と水温の問題に戻ると、水は空気よりはるかに熱伝導率が高いためあっという間に体温は水に奪われてしまいます。そのため水温の30℃は温く感じてしまいます。

逆に空気は熱伝導率が低いため気温が30℃でも体温は36℃台を維持します。そのため暑さを感じ続けるというわけです。


使い捨てカイロは揉むと逆効果

これからの時期にお世話になる使い捨てカイロですが、よく揉んだりして暖かさを維持しようとしている光景見たことないですか?これは逆に温まる効率を落とすことになりかねません。使い捨てカイロの中身は鉄分が半分、その他すいぶにゃ塩分、酸素の供給を促す活性炭などが含まれていて、鉄粉が酸化することによって熱が発生します。

この袋には酸素を取り込むために小さい穴が無数に開いています。

カイロの袋をもんだり振ったりするとその、鉄粉が穴に入り酸素の供給が少なくなり、効果が薄れる可能性があります。


みかんが赤いネットに入っている理由

よくみかんが赤いネットに入って売っているのを見たことないですか?

このネットは共通して赤やオレンジっぽい赤ですがこれは心理効果を生み出すためにこの色になっています。

みかんの場合は熟してくると食べごろですがその色は当然オレンジ色です。その色がほかの色に囲まれることによって「同化現象」が起こります。

同化現象とは、細かい線状の時に隣接する色が近づいて見える現象のことで、ネットに入れられたみかんの場合、そのネットの色にみかんが近づいていくことになります。

するとまだ完熟していないミカンでもおいしそうなオレンジに見えるのです。

なおこの現象を利用したもので野菜は緑色のネットに入っているものがありますね。これも同様の理由で、購買意欲を向上させています。


「特定保健用食品」と「機能性表示食品」の違い。

たまに見かけますが、字が違うんだから違うのはわかりますが、何が具体的に違うのかというと「特定保健用食品」通称トクホは消費者庁長官がその有効性を認可しものであり、「機能性表示食品」は企業や団体などの責任で消費者庁に届け出たものです。その際には人手の試験結果や文献によって根拠を科学的に証明する必要があります。


墓場で肝試しは犯罪?

あまり知られていない罪として「礼拝所不敬罪」というものがあります。礼拝所で不敬を行う罪です。礼拝所とは一般的なお墓のほか神社やお寺の本堂、教会などの宗教的な集会所なども含まれます。

礼拝所不敬罪は警報188条第1項において「神祠、仏堂、墓所、その他礼拝所に対し、校是と不敬な行為をしたものは、6か月以下の懲役もしくは禁固または10絵に科の罰金に処する。」と定められています。

礼拝所不敬罪と判決された判例としては「酒に酔って墓石に用を足した」という事例や実際に用を足してなくてもその格好をしただけで罪に問われたという事例もあります。

つまり肝試しは幽霊が出そうなところに立ち入ることなので、私有地や立ち入りに許可が必要な場所でない限りそこで行うのは良いのですが、悪乗りしてお墓の上に登ったりすると完全アウトです。

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