足底腱膜炎予防

足底腱膜炎と聞いて何のこと?って思われる方いらっしゃるかと思います。足底腱膜炎とは足の裏やかかとにある足底腱膜呼ばれる組織に炎症が起き、かかとのあたりを中心に痛みが出る症状です。

足底腱膜炎の原因として「体重の増加」をあげる方が少なくありません。確かにそれも一つの原因になりうると思います。しかし、そうすると太っている人の多くが足底筋膜炎に苦しめられることになってしまいますが、現実は必ずしもそうではありません。

足底腱膜炎の最大の原因は、「足根骨のゆがみ」です。長時間立ちっぱなしの状態が続くと、当然のことながら足への負荷が増すことになり、足根骨がゆがみやすくなるので、「足底腱膜炎」を発症しやすくなってしまいます。

なお、足底筋膜炎というものもありますが、厳密には異なるそうですが、ここでは同様と思っていただいて差支えはないと思います。


足底腱膜炎を予防しよう 

そうした中で医療や介護業界、サービス業、建設業で働いている方の中には、1日中立ちっぱなしの状態で働いている方が少なくありません。実際に「足底腱膜炎と診断された」という人が想像以上に多いのが現実です。

今回はこの足底腱膜炎に効くエクササイズです、どれも簡単に出来るうえに体への負担が小さいので、無理なく実践していただくことができます。これらのストレッチを習慣化していただくことで足底筋膜炎の症状が改善することが期待できます。

 

①足のストレッチ

ふくらはぎの筋肉は、あまりにも酷使しすぎると「足底腱膜」の症状を悪化させるリスクがありまして、今現在かかとの痛みの主な原因の一つとして仕事で一日中立ちっぱなしの状態が続いていることがあげられます。

まず、最初に壁から足1本分離れた場所に軸足を置き、壁に手を置きます。そして、このストレッチを1セット20~30秒程度行ない、トータルで2セット行ないます。

 

②テニスボールストレッチ

このエクセサイズは、テニスボールをローラー代わりにして足の裏のツボを広範囲に刺激(1回あたり約4~5分)します。これにより、凝り固まってしまった「足底筋膜」を効率よく揉みほぐすことができます。最初このエクセサイズを始めると、多くの方々が強い痛みを訴えます。

しかし、次第に足底腱膜が柔らかくなるので、痛みは次第に改善されます。今回はテニスボールで実践する方法をご紹介しましたが、他にもゴルフボールやペットボトルなどを上手に利用して、できるだけ早く足底腱膜の痛みを改善しましょう。

 

③タオルストレッチ

タオルストレッチは非常にシンプルでが、足底腱膜を伸ばす効果が非常に優れたストレッチ運動です。やり方は先に説明したストレッチと同様に簡単です。タオルを足裏にひっかけた状態から、両手でタオルを後ろに引っ張って、足底腱膜をしっかり伸ばしながら刺激します。1回あたり15~20秒を3セット行ないます。

 

各ストレッチを行うさいの注意点!

足裏からふくらはぎにかけて効率よく刺激することができるので、今現在病院で行われているリハビリプログラムでも採用されています。

基本的jにどのエクセサイズも非常に簡単です。特別な「運動能力」を必要としないので、今日から誰でも行うことができます。足の痛みを緩和させる効果だけでなく、足に蓄積された疲労を解消する効果も期待できます。

もし、痛みが改善されない場合は速やかに専門医を受診してください。


足は第二の心臓と言われています。足裏が硬くなってしまうと血液の流れが悪化して様々な体調不良の原因となってしまうので、つねにやわらかい状態に保つ必要があります。

立ちっぱなしの状態が続くと足裏が硬くなってしまうので、今回ご紹介させていただいたエクササイズを行うことで足裏がやわらかくなり、血液やリンパの流れも良くなって、様々な病気の予防に繋がりますので、是非一度試してみてください。


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