バナナの選び方
前にバナナは健康に良いと書きましたが、そのバナナは皆様、何を基準に選んでいますか?
値段?産地?
バナナをそこまでじっくり見たことなんてないって方がほとんどかと思いますが、実は健康に良いつもりで食べていたバナナが選び方を間違うと逆に体に悪影響を及ぼすことになるかもです。
バナナを選ぶときのポイントですが、バナナにはドールとかのシールが貼ってあって産地だとか書いてあるかと思います。そのシールにPULコードというのがありバナナ以外にもキウイ、輸入果物、野菜に貼られています。逆に国産には貼っていません。
このシールに記載の数字ですが、これが何を意味しているのかと言いますと、
・3or4で始まる4桁の番号:化学肥料、農薬を使用して栽培
・9で始まる5桁の番号:オーガニック(無農薬)
です。
バナナを選ぶときには農薬不使用
有機栽培記載、JASマークのあるもの
コードが9で始まる5桁の番号のシールがあるもの
有機JAS認定マークのついていない輸入バナナにはポストハーベスト農薬、燻蒸なふぉの薬品処理がされているので避けたほうが良いでしょう。
もしお家にあるバナナが輸入もので農薬を使っているものだったら、皮は10秒ほど流水で洗ってバナナの上下1~2センチほど切り落として真ん中を食べるようにしてください。
農薬はバナナの先端部分に溜まりやすいです。
日本にバナナを提供しているフィリピンのバナナ農園では大量の農薬を使用しています。それはバナナの価格は何十年も一定の価格を維持していることに起因しています。
企業が悪質な契約内容を農家に押し付けているという背景があります。
労働者の賃金が上がらず、物価が低いままということは大量に生産して大量に輸出しない溶けません。そのため農薬を多量しなければ効率よく生産できないということになります。
バナナは背が高く農薬を空中散布するため農園で働く人、その近隣の人にも健康被害が出ています。虫を殺したり付かなくするための薬ですから人間に悪影響あるのも当然ですね。
ただバナナを買わなくなると生産者が苦しくなってしまいます。ということで、体に良いバナナを選ぶようにしてみてください。
なおサスティナブルな農園が認証されている『レインフォレスト・アライアンス』や『フェアトレード』などの認証ラベルが付いたバナナがお勧めです。
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