大腸がん予防

ついに大腸がんが ガンの死亡原因のトップに! なぜ大腸がんのサインを 見逃してしまうのか? 

日本人の死亡原因のトップはご存知のとおりガンですが、これまでガンといえば胃がんや肺ガンだったのですが、2015年度のがん統計予測で、ついに「大腸がん」が第一位となりました。女性や高齢者を中心に大腸がん羅患するケースが増えています。2015年に俳優の今井雅之さんが「大腸がん」であることを公表したさいに行なわれた記者会見でのやつれた姿を見て衝撃を受けられた方も多いと思います。


大腸がんは初期症状がほとんどないから怖い 

大腸がんが怖いのは、初期症状がほとんどありません。ですので、早期発見が難しいとされています。ちなみに主な症状としては、血便、下痢と便秘の繰り返し、便が細い、おなかが張る、腹痛、貧血、原因不明の体重減少などです。そして、痛みなどの症状が出てきたころにはかなり進行しているので、早期発見するためにも40歳を過ぎたら定期的に検診を受けられることをオススメします。

もちろん検診を受けるだけではだめです。大腸がんは加齢とともに罹患リスクが高くなりますので、30代後半に入ったら早い段階で大腸がんの予防(生活習慣の見直し・改善)に取り組んだ方が良いでしょう。


大腸がんは年齢とともに羅患リスクが高まる!? 

先に述べた今井雅之さんは殘念ながら想像を絶する闘病の末、2015年5月に亡くなられましたが、芸能人の中では今井さん以外にも女優の坂口良子さんや俳優の原田芳雄さんも大腸がんで亡くなられました。生涯で大腸がんに罹患する確率は、男性が11人に1人、女性が14人に1人(平成23年度のガン登録データより)です。今後さらに罹患される方が男女ともに増えることが予測されています。女性のガンの死亡原因のトップは何かと尋ねると大抵の方が乳がんを1位にあげます。しかし、実際には大腸がんが女性のガンの死亡原因のトップです


大腸がんを予防するには!? 

「長時間のデスクワークが危険!」

ご存知のとおりどこの業界も人手不足に陥ってます。このため長時間のデスクワークを余儀なくされるケースが少なからず増えています。実は長時間同じ姿勢で座り続けることが大腸がんの罹患リスクを高めるとされてます。日本人は、諸外国の中でも1日座っている時間がダントツで長く(世界1位)、座り過ぎによる健康被害は年々深刻化しています。実際に長期間に渡って座りっぱなしの時間が長いと結腸がんの発症リスクが高まります。ですので、とくに女性は注意しなければなりません。しかも、最近はスマホの利用時間が飛躍的に増えているため、多くの方が運動不足に陥っています。これが免疫力の低下と自律神経のバランスが乱れやすくするので、様々な病気を発症しやすくします。


「大腸がんを予防するために生活習慣を見直しましょう! 」

 週3日以上運動(30分以上)している人とそうでない人とでは、大腸がんの罹患リスクは2倍も差があります。ですので、運動不足を意識して解消するためにも30分以上(脂肪を燃焼するためには最低30分は必要なため)の適度な運動を習慣化する必要があります。 また、運動不足以外にも大腸がんが増えた原因として食の欧米化があげられます。特に牛、豚、羊などの赤身肉、ベーコン、ハム、ソーセージ、サラミなどの加工肉は出来るだけ控えてください。もちろん過剰な飲酒や喫煙はNGです。そして、腸の働きを活発化するためにも、夜にヨーグルト朝に納豆を食べることをオススメします。これにより腸内に善玉菌が増えるので腸の中がキレイになり、大腸がんなどの病気を防いでくれます。


「大腸がんは早期発見すれば治る確率が高い!」

大腸がんは症状が出にくいので、やはり早期発見するためにも定期的に検診を受けることが大切です。幸い大腸がんは進行するスピードが他のがんよりも遅いため、早期発見できれば、かなりの確率で完治します。


「40歳を過ぎたら検診を受けましょう! 」

 40歳を過ぎたら定期的に検診を受けることが大切です。大腸がんの検診として「便潜血検査」が有効とされてます。一般的な方法は、ご自身で採取した便を提出し検査します。     自治体によっては無料で実施している所も多く、仮に有料であっても1000円から2000円程度で受診できますので、最寄りの保健所に問い合わせてみてください。どこで受診できるか教えてくれます。腸の働きを健全化することによって、様々なメリットがありますので、上述した予防法を意識して行ってみてください。


大腸がんを予防する方法はいくつかありますが、やはり腸内環境を整えるのが一番ではないでしょうか。     生活習慣を見直すのも大事ですが、生活習慣を見直す程度では腸内環境は整わないので、腸活を取り入れて腸から健康になる生活に切り替える必要があると思います。今回ご紹介させていただいた内容が少しでもあなたの健康的な生活を送るうえでのヒントになれば幸いです。

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