足裏マッサージ

足裏のマッサージというと温泉とかにある足形のところに突起のあるあれを思いだします。結構いたいやつで、どう考えても罰ゲームです。その足裏には心と体の 健康に良いつぼがいっぱい! 足裏のツボを押しながら 自分の疲労度をチェック! 疲労回復効果が凄い!

足裏マッサージは最強の健康法 

ご存知のとおり足は心臓から最も離れているので、実は心臓だけでは全身に血液を送ることができないんです。その足りない部分を足がカバーしています。足は歩くことで心臓を助けるポンプの役割をしていることから、足は第2の心臓と呼ばれています。意外に思われるかもしれませんが心臓から送り出され、足先まで来た血液を心臓へ再び戻すポンプのような役目を足全体がしています。ですので、足は私たちの健康を維持する上で欠かすことができない大事な体の一部です。足の裏には沢山のツボがあるので、足うらのツボを刺激することによって身体がどのような状態にあるかがわかるんです。 ですので、足裏マッサージは最強の健康法といえます。


足裏を押して痛かったり、固かったりしたら要注意! 

専用棒や指で足の裏を押したさいに痛みを感じる部分や、固かったりすることがよくあります。それは身体のどこかに何らかしら健康上の問題があることを示しています。しかし、そうはいっても痛みがあると言うことは、神経がしっかり生きているということなので、自分の身体がきちんと反応している証拠です。 もっとも、痛みを感じる度合いに関しては人それぞれなので、どうしても個人差があります。ですので、シンプルに考えるといいでしょう。例えば他の部分より痛みを強く感じるつぼがあれば、その臓器・部位は弱っている、疲れていると判断できます。


足の裏を押してみよう! 

ツボマッサージ用の専用棒があれば一番ですが、さすがに刺激が強すぎるので、私自身は指の腹を使ってマッサージしています。棒だとやりづらいという方指で大丈夫です。皮膚の固い部分は強めに、柔らかい部分は優しく押し、 両方の足を調べてみましょう。 


足のツボ押し

①親指

 足の親指は「脳」と繋がっていて、脳下垂体、三叉神経、小脳・脳幹などの脳に関するつぼはすべて足の親指にあります。あなたは睡眠不足、ストレス、考えことなどはありませんか?もし親指を押してみて固ければ、脳がかなり疲れている証拠です。特にパソコンやスマホを頻繁に利用されている人、大きい音で音楽を聴く習慣がある人も注意が必要です。「運動しているからだいじょうぶ」というわけには殘念ながらいきません。目や耳は脳に近いため、負担が直接伝わるので、今日から可能な範囲内で結構なので、目や耳を休めたり、脳がリラックス出来る時間を作ってあげましょう。 


②土踏まず

土踏まずは胃や膵臓、十二指腸などの「消化器官」に繋がっています。マッサージするのも大切ですが、それと並行して普段の食事はよく噛んで、腹八分目にし、暴飲暴食をしない、といった具合に胃や腸を労わってください。また、土踏まずにシワが多い方も消化器官が弱まっている証拠なので、普段の食事と食事のとり方に注意してみてください。土踏まずは消化器の胃,膵蔵、十二指腸の反射区になります。足裏で一番柔らかい所であるがゆえに、よごれと疲れが出やすい所でもあります。


 土踏まずをマッサージするさいの注意点!

もし、土踏まずが腫れていたり、押すと痛みを感じるのであれば、消化力が低下している証拠です。 これまで内臓を酷使したことによって、土踏まずが腫れてしまい、むくみにつながっています。 そして、便秘の人は必ず土踏まずに痛みを感じるので、土踏まずを優しくゆっくりもみほぐしながら便秘の症状を改善していきましょう。


③足の腹

面白いことに左には心臓の足ツボがあり、右には肝臓の足ツボがあり、それぞれの片方の足にしかありません。 普段から脂肪や糖分の多いものを摂取してしまうと、次第に血液がドロドロになるので、血液が体をスムーズにめぐることができなくなります。このため、心臓にとって血液を送り出す仕事が大きな負担になってしまいます。 

足の腹をマッサージするさいの注意点!  

一方、肝臓は代謝、排出、解毒、体液の維持といった具合に心臓に負けないくらい様々な役割があります。このため肝臓の調子が悪くなってしまうと全身の不調を招くことになるので注意が必要です。 肝臓の病気は初期症状が出にくいので、気がついた時には、すでに悪化してしまっている場合が多いです。しかし、足裏をマッサージすれば不調であることを瞬時に把握することができるので、中高年の方は毎日マッサージされることをおすすめします。


④カカト

カカトは「生殖器」と繋がっているため、主に腸や生殖器の不調をあらわします。生殖器官は、身体の冷えの影響をもろに受けやすいので、暑いからといって冷たいものを食べたり、クーラーで身体を冷やしすぎると、ホルモンバランスまで崩れてしまいます。 その結果、様々な体調不良を引き起こします。そうならないためにも身体の血流を良くするエクササイズをしたり、意識して身体を温めるように心掛け徹下さい。

かかとをマッサージするさいの注意点! 

ぐりぐりと押してみてしこりを感じたら要注意です。生殖機能が低下している可能性があります。 また、かかとがカサカサということは、生殖器に水分が不足しているということを意味します。これを放置してしまうと「坐骨神経痛になる可能性があるので、放置してはいけません。かかとのケアを集中しておこなってください。 


足裏のマッサージは、ただマッサージすればいいということではありません。しっかり足のうらの状態を確認し、その状態に合わせてマッサージすることで健康増進に役立てることができます。足ツボの場所は両足に満遍なく広がっていて、それぞれの臓器の場所をマッサージしてあげることによって、優れた疲労回復効果が期待できます。女性と違って、男性の場合は「このくらいの疲れくらだいじょうぶ!」と放置してしまいがちです。しかし、疲労が蓄積されると、ある日突然病気を発症させてしまう可能性が高いです。


お風呂や足湯で足を温めるとより効果的!

そうではなく普段から足裏を押す習慣をつければ、身体全体の疲労回復を促すことが出来ますので、お風呂上りやちょっとしたスキマ時間を利用してマッサージしましょう。マッサージする前にお風呂や足湯などで足を温めてから刺激すると、より効果が高まります。 疲れた部分をマッサージすることは、なにより自分を癒してくれるので、最高の健康法といえます。 


足裏時短セルフマッサージのやり方 

最後に自分で出来る足裏時短マッサージのやり方をご紹介させていただきます。

『 準備 』 

まず最初に親指を中に入れて「グー」形をつくります。親指以外の4本の指の第2関節を押しあてます。 


①足先から踵(かかと)にかけて10往復マッサージします。

②両方の親指を重ねて足裏の外側から土踏まずに向かって3ラインを10回ずつ押し流します。 

③真ん中のくぼみ部分を少し強めに押し、10秒間キープします。ゆっくり離します。10秒間キープを5回繰り返します。 

④ひとさし指の第1関節と第2関節を90度に曲げます。カギの手で足裏の真ん中のくぼみからかかとの内側にかけて少し強めに10回押し流します。親指を添えるとマッサージがしやすくなります。足裏の真ん中のくぼみから踵の内側へ10回押し流します。

⑤カギで内側のくるぶし周りを下から上へ10回押し流します。     外側のくるぶし周りも同様に下から上へ10回押し流します。


足裏には沢山のツボがあるため、足裏をマッサージすると、以下のようなメリットがあります。 

①血行促進

足裏には多くの血管や神経が集まっています。足裏をマッサージすることで、血液の循環を促進し、新陳代謝を活性化させることができます。また、リンパ液の流れも改善され、むくみの解消にもつながります。


②ストレス解消

足裏には、自律神経を整えるツボがあるため、マッサージすることでリラックス効果が期待できます。また、足裏には、たくさんの神経が集まっているため、マッサージすることで、脳が刺激され、ストレスを緩和しながら解消する効果が期待できます。


③疲労回復

私たちが普段日常生活で使用される筋肉は、足裏をマッサージしながら足のつぼを刺激することでリフレッシュできます。また、足裏をマッサージすることで血液とリンパ液の流れがよくなり、疲労物質の排出が促進され、疲労回復につながります。


④免疫力アップ

足裏には免疫力を高めるためのツボがあります。足裏を刺激することで、自己免疫力を向上させ、病気やアレルギーなどの予防にもつながります。


 足裏マッサージによって、全身の症状を改善したり、冷えやむくみの改善、リラックス効果、腰痛や肩こりの改善、全身が軽くなったり夜よく眠れたりするなど、嬉しい効果・効能があります。今回ご紹介させていただいた足裏時短セルフマッサージが心と体の健康に良い効果をもたらすのに少しでもお役に立てれば幸いです。

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