梅干し

おにぎりの具の代表格。お弁当のご飯の真ん中に陣取るあいつです。

最近めっきり目にしなくなりましたが、皆様の食卓では出ていますか?

そもそも酸っぱいのがあまり好きではないので梅干しは敬遠しておりましたが、梅干しのクエン酸パワーがとにかく凄く、一日一粒の梅干しで医者いらず!血流改善、疲労回復、便秘、糖尿病の予防にも効果があります。

 

梅干しは単なる保存食ではない!

梅干しは冷蔵庫がない時代にしっかり栄養補給できる保存食として食べられてきたわけですが、単に保存が効くだけでは何世代にもわたって食べ続けられることはありません。

梅干しには優れた健康効果があるんです。

 

 

長引く咳や喉の痛みに。おばあちゃんが作ってくれた「特効薬」

1日一粒で医者いらず!梅干しの健康効果

梅干しは保存食としてだけでなく健康効果に優れ、昔から1日一粒食べると医者にかからずに済むと言われているほどです。

どんな具体的にどんな効果が期待できるのというと。

 

①クエン酸のパワー 

梅干しの酸っぱさの原因はクエン酸。これが苦手という人も多いかもしれません。

ですがクエン酸には疲労回復、便秘解消、乗り物酔いや二日酔いにも効果があります。

お弁当に入れると食材が傷みにくくなり食中毒の防止にも役立ちます。


②抗酸化作用で血液サラサラ!ツヤ肌に!」

梅干しは血液をアルカリ性に保つ働きがあります。

肉類を摂りすぎることで酸性に傾いた体内環境を中和させ、血液もサラサラにしてくれます。

血流が改善されると、肌のハリツヤも良くなり目元のクマも解消されていきます。

冷え性にも良い効果が期待できます。

 

③生活習慣病の予防にも 

梅干しにはインスリンの働きを高める効果があり血糖値を下げ正常に保ちます。

これにより糖尿病や高脂血症などの予防にも役立ちます。

 

 

梅干しのメリットデメリット

梅干しには、クエン酸が含まれており、血液をキレイにし、免疫力を向上させる効果があります。

また、ミネラルも豊富で、カルシウムにいたっては何とリンゴの4倍も多く含まれていると言われています。

ただし、梅干しの塩分に気をつけなければなりません。

適量ならば胃腸などの調子を良くする効果がありますが、食べ過ぎて塩分過多になると胃腸を傷めてしまいます。

このため、梅干しの塩分に気をつけて適量を食べることが大切です。

ちなみに梅干しは、1日に1個でも十分な健康効果が得られます。

成人が1日に摂取して良いとされる塩分量は、男性8g・女性7gなので、梅干し1個が塩分約2gなことを考えると、適量は2~3個くらいまでと考えるのが良さそうです。

 

梅干しを焼くと更にパワーアップ!

そのまま食べても抜群の美容健康効果がある梅干しですが、これを焼くだけで更に凄い効果が得られるなら試してみたいと思いませんか?

梅干しを焼くことで、糖とクエン酸が化学反応を起こし「ムメフラール」という血流改善に抜群の成分が生まれます。これが風邪予防やダイエットに大きな効果を発揮するのです。

 

聞きなれない「ムメフラール」って?

血流改善に効果のあるムメフラールですが、梅の抽出物である「梅肉エキス」からしか得ることができません。

1キログラムの梅からたったの20グラムしか採ることができない貴重な成分であるため、市販される梅肉エキスは高額で気軽に取り入れることは困難です。

 

「ムメフラール」は血液サラサラ効果が凄い!!

生の梅や梅干しにはムメフラールは含まれませんが、加熱することで糖とクエン酸が化学反応しムメフラールを作り出すことが科学的にも証明されています。

梅干しならスーパーでも安く入手できますから、それを焼くだけで良いのなら手間もかかりませんし続けられそうですね。


あまり梅干しというのは好きではないんですが、過去1度だけ漬けてから120年というかなり年季の入った梅干を食べた時は酸っぱさよりもうまみが強かったのを覚えています。

これだけ効果があるのであれば食べてみようかと思います。

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