毒性のある意外な食べ物

世の中にはたくさんの食物にあふれています。

その中には食べ過ぎたり、ちゃんとした処理をしないと体に害を及ぼすケースもあります。

あんまりないと思いますが、食べ過ぎたりすると危険な食材をいくつかご紹介します。


ワラビ

「プタキロサイド」という毒性のある成分が含まれています。これはアク抜き処理をすれば分解されますが、生のまま食べると中毒症状を引き起こし、重篤になると死に至るケースも考えられるそうです。


熟していないトマト

トマチンと呼ばれるジャガイモの芽のソラニンに似た神経性の毒が含まれています。

実だけではなく、花や葉、茎にも毒が含まれており、こちらは実よりも多くトマチンが含まれているので、間違ってもトマトの茎や葉を食べないよにしてください。


銀杏

秋の味覚として炊き込みご飯や茶わん蒸し、入り銀杏などで親しまれていますが、大量摂取するとビタミンB6の働きを阻害し、ビタミンB6欠乏症を引き起こします。

大量に摂取すると嘔吐、下痢、呼吸困難、けいれんなどの中毒症状を引き起こすので注意してください。


アジサイの葉

料理の彩で添えられる場合のあるアジサイの葉。青酸配糖体が含まれており、食べると嘔吐やめまいなど青酸中毒になる可能性があり、場合によっては重篤になり、最悪死に至る場合も。

大葉と似ているので、間違えて食べないようにしてください。


ふきのとう

これからの時期に天ぷらにしたりとおいしいですが「ピロリジジン」という物質が含まれており、生のまん食べると肝臓に異常をきたす可能性があります。

アク抜きをしっかりすれば分解されるので大丈夫ですが、天然毒素なので、「採れたてを食べたい」的なノリは危険です。


白いんげん

れクチンの一種である「フィトヘマグルチン」が含まれていて、豆が完熟になるにつれて含有量が増えるので注意。

中毒になると数時間程度で嘔吐、下痢、腹痛、ひどい吐き気の症状が出る。

軽く炒る程度の過熱では不十分で毒性が分解されないため、健康被害が出る可能性がありますから過熱はしっかりしてください。


この時期、山菜取りに行かれる方は特に気を付けて、生のわらびやふきのとうを間違っても食べないでください。

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