先延ばしのデメリット
なぜ大事な仕事を先延ばししてしまうのか?
これを読まれている方はそんなことはなかったでしょうが、私は夏休みの宿題は毎回最後の最後までやらないで、中学の頃はもう諦める、開き直るということを覚えたタイプです。
「後でやろう」「明日やろう」「いつかやろう」が実は大きなストレスに!
先延ばししても後悔しか残らない
時間があっても無くても一つの仕事を先延ばししてしまえば、それを終えることは当然出来ません。何もしなければ何も進まないままです。プライベートのことならまだしも、仕事の場合どんどん新しい仕事がやってきます。
つまり余裕がない人はずっと余裕のないままになります。いつでも余裕がある状態を目指すなら、まず先延ばししてしまう悪癖をきちんと治さなければなりません。その日のうちに出来ることを必ず終わらせるだけでいいはずなんですが。
毎回先延ばしして自らトラブルを引き起こす人が少なくありません。お尻に火がつかないと何もやらずじまいで、後になって後悔することになります。
先延ばしするデメリットとは?
先延ばしするデメリットについてですが、まず慢性化してしまうと常に何らかしらの問題を抱えたまま仕事(作業)をすることになりますので、常に何らかしらの不安がつきまとい仕事そのものがストレスになります。
先延ばしが慢性化すると時間的余裕がどんどん無くなるので、急な仕事(頼まれごと)に対して対応することが難しくなります。対応したとしても時間的余裕がないので仕事を頼まれた人の期待を満たすことが難しくなります。
そして、この状態がさらに悪化すると一つ一つの仕事に対して手を抜くことが常態化し、低品質な仕事しかできなくなり、信用がなくなってしまいます。
先延ばしがストレスの元
そうした状態が続くと次第に色々なことがストレスとなり、夜更かしや暴飲暴食など不健康生活に浸ってしまうこととなり、ますます大きなストレスを抱え込むことになります。様々な病気を引き起こしてしまいます。
先延ばしすることでストレスがどんどん大きくなる
まだ時間があるからと、やらなければならないことをついつい後回しにしてしまって、あとになってあわてる後悔する、ということがありませんか?。
このような状況にありながら、人はいざ実行する段階になっても、なかなか最初の一歩が踏み出せず自己嫌悪に陥ってしまい、これが非常に大きなストレスとなります。
しかも後回しにすればするほど「急いでなんとかしなければ...」という思いが次第に精神的ストレスとなり、我慢すれば我慢するほどストレスが大きくなります。
先延ばしする人の特徴について
仕事やプライベートにおいて先延ばししてしまう人の特徴として「スケジュール管理」が苦手な点があげられます。このため段取り良く事を進めていくのが難しくなります。
ですので、目の前に「今すぐやらなければならないこと」が現れた瞬間から強いストレスを感じてしまい、仕事全般のスピードが落ちてしまうので、どんどん時間が削られます。
完璧主義を捨てる!
整理整頓(片付け)が苦手な人にもいえることなんですが、完璧にやろうとする意識ばかりが強いので、あれこれ考えてしまうため中々手をつけることができなくなります。
その結果として、約束の時間に間に合わなくなってしまうため、信用までも失います。
先延ばししない条件とは?
先延ばししてしまう人でも以下のような先延ばししないでサクッと取り組んでしまう条件があります。当てはまる条件が多ければ多いほど先延ばししてしまう可能性が低くなります。
ご褒美をもらえる確実性が高い
ご褒美が大きい
ご褒美をもらえるまでにかかる時間が短い
その人の衝動性が低い
これらの条件を4つに分けると、「期待」、「価値」、「時間」、「衝動性」になります。
そして、先延ばししにくくなる条件の方程式は、「期待×価値」÷「時間×衝動性」になり、「期待×価値」が「時間×衝動性」よりも大きければ大きいほど先延ばしする可能性が低くなります。
つまり、先延ばしを防ぐには期待もしくは価値のいずれかを大きくすればいいわけです。
先延ばししないための方法とは?
基本的に人は誰もが損はしたくないと心の中で強く思っていますから、先延ばししてしまうことによって自分が損しないか考えるのは有効な手段の一つです。
損しないと判断できる物に対しては後回しにしても問題ありませんが、損すると判断した場合は速やかにとりかかる必要があります。つまり優先順位を損得でつけていくわけです。
その上で期待と価値を大きくしていけば嫌でもやる気がでてくるので、サクッと取り組めるようになります。
しかし、新しいことを始めるとなると、どうしてもあれこれ失敗したときのことを考えてしまうので、考えれば考えるほど不安が大きくなって及び腰になってしまいますよね。
始めてやることですから自信が持てないのも無理ありません。そうした場合は、逆にやることで得られるメリットを書き出します。
そして、そのやらなければならないことを細かく工程を設定してあげて、最初の一歩を踏みやすい状態にし、小さな成功体験を積み上げながら進めていくと取り組みやすくなります。
ここで大切なのが頭の中で考えすぎないこと、そして、やるべきことを見える化するために紙に書き出すことです。
メモを活用して頭の中を随時整理する!
先延ばししないためには「自己管理能力」はどうしても必要ですが、自己管理能力が低いとされる人の多くが頭の中で考えてことをそのまま進めようとします。
頭の中がごちゃごちゃの状態で何かをすれば、あらゆることが行き当たりばったりとなってしまう可能性があります。時間をロスするだけでなく、自信もなくなりますよね。
メモ書き程度でもいいので、ノートに仕事のスケジュールや段取りを書くと行動に移しやすくなります。
スマフォのアプリなどを使うのも良いのですが、紙に書き出すことで五感のすべてを使って脳に伝えるので実際に仕事に取り掛かるまでの間に生じるストレスも軽減できて、しかも行動しやすくなります。
先延ばししないための方法に関するまとめ
日本はデフレが長期化したことによって、労働者一人当たりの仕事の量と責任が大きくなりすぎてしまい、「仕事を先延ばししてしまう」のは他人ごとではありません。
しかし、職種や職場によっては外注したくても諸事情によって出来ないケースが少なくありません。その結果先延ばししてしまうわけですが、こうした問題を解決するうえで朗報があります。
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